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南倉庫建て替えで地鎮祭

福島県沖地震で全壊した福島運送の南倉庫の地鎮祭は6日、福島市八島田の同社で行われた。8月中旬に着工、来年1月末完成を目指す。

馬場憲明社長はじめ取引先や工事関係者、社員ら約50人が出席。福島民報社の芳見弘一社長、テクノメタルの本田勉取締役常務執行役員、福島製鋼の石堂修専務取締役、佐藤工業の八巻恵一社長らが玉串をささげ、工事の無事を祈った。

 

再建する南倉庫は延床面積1131.6平方㍍(約343坪)、鉄骨造地上1階建て。これまではエレベーターや自動車の部品などを保管していた。全壊判定を受け、福島市の公費解体工事が6月初旬に完了。グループ補助金などを活用し再建する。総工費は約3億円の予定。

馬場社長は「わが社は令和3、4年の二度の本県沖地震で南倉庫、本社事務所などが全半壊した。お取引先のみなさまに心配とご迷惑をお掛けしたが、ようやく二度の震災からの復旧完了の見通しが立った。お世話になった荷主のみなさま、地域のみなさんに、社業を通じて恩返したい」と話している。

                                                  新たな南倉庫の完成予想図

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